イねずまイレブン
7人しかいない部員はやる気もなくサボり放題だったが、彼は「フットボールフロンティア」への出場を諦めず、毎日河川敷で練習に励んでいた。
ある日、円堂は、河川敷で凄いシュートを放つ少年と出会う。
彼の名は豪炎寺修也。
円堂のいる雷門中の転校生だった。
サッカー部に勧誘する円堂に、豪炎寺は「もうサッカーはやめた」と冷たく言い放つ。
そんな折、円堂は校長の火来から次の練習試合を告げられる。
その相手は、40年もの間フットボールフロンティアで優勝し続けている最強チーム。
帝国学園サッカー部。
しかも、試合に勝てなかった場合サッカー部は廃部に……
実質の廃部を宣言され諦めていた部員たちだったが、円堂の熱い思いに動かされ一致団結する。
鉄塔下での猛特訓を終え、約束の一週間、帝国学園との練習試合の日を迎える。
なんとか11人のメンバーを集め終わったサッカー部、そのころ雷門中の前に帝国学園サッカー部の巨大なバスが到着した。
「くるぞ…」
円堂達が身構える中、ついにバスの扉が開いた。
「ねずま」
雷門中は大敗した。
もうありえんぐらい負けた。
具体的な数字で言うと70000000-0で負けた。
サッカーとかそういう次元の話じゃなかった。
横で見てた豪炎寺も逃げた。
あと普通に負傷者も出た。
11人全員が200本ぐらい骨折した。
栗松に至っては死んだ。
そして雷門中サッカー部は廃部になった。
雷門中も無くなった。
やはりねずまには勝てなかった。
ねずまは次は貴方の学校に来るかもしれない……
キャプテン今日の格言!
「ねずま」
以上!(ドドン